食戟のソーマ 再現レシピ

今回は「女王のエッグベネディクト」の再現レシピです。

普通のエッグベネディクトとどう違うのか気になってたんです。




下の写真は「レシピ」ページに掲載済みの普通のエッグベネディクト

イギリス料理
イギリス料理

エッグベネディクト

 

難易度 ★★(やや本格的)

卵よりパンのほうが大きいですよね。





こちらは食戟のソーマに出てきた女王のエッグベネディクト

何が気になるかというと、この形!

丸々としてます。


今回は、この形も含めてきちんと再現できました。

さらに、酢も塩を不要で、誰でも失敗せずにポーチドエッグを作る方法を使っています。

材料(4食分)

厚切りベーコン     4枚

卵           8個(5個でも作れます。下記レシピ参照)

バター         80g

ウスターソース     小さじ2

レモン果汁       小さじ2

イングリッシュマフィン 2枚

カラスミ        少々(上から摩り下ろしてかける分)



カラスミは高いので粉チーズで代用しても良いです。



イングリッシュマフィンは普通のものでもいいですが、ライ麦を使ったものも濃厚なエッグベネディクトに合う気がしました。

今回はイタリア産のカラスミ(ボッタルガと言います)を用意しました。

ボラの卵のカラスミで、日本で買えるカラスミと同じです。


ウニのような海の風味がして、チーズのような風味もあり、ウニのようなチーズのような風味がします。

こちらは、同じくイタリア産ですが、マグロのカラスミです。

ちょっと魚の血合いのような風味が加わった、いかにも魚といった味わいです。

上級者向け?


今回は普通のボラのカラスミが合うようです。

綺麗に丸くパンを切り抜くために、セルクル型を使いました。

でも、パンをくり抜くだけなので、普通のコップなどで代用できます。

簡単オランデーズソースを作る(本来は湯煎して作りますが、電子レンジで簡単に作ります。)

バターは耐熱の容器などに入れて・・・

溶けるまで、電子レンジで加熱します。


途中で様子をみて容器ごと揺らして混ぜつつ加熱します。

卵黄4つを器に入れます。

(コミック付録レシピでは卵黄4つでした。え!?4つは多くない?普通はひとつだよね?と思いながら、「いや、これは女王のエッグベネディクトだから他と違うんだ」と信じて作りました。しかし、後で公式レシピ本を買ってみると卵黄1つと書いてました。ひとつで作ってもいいです。)

白身は使うのでとっておいてください。

卵黄を混ぜながら、少しずつバターを加えていきます。

分離しないために少しずつ入れます。


が、、、卵黄は水と油を混ぜる効果があるので、卵黄4つも使ったら一気に混ぜてもいいのかも。。。

レモン果汁、ウスターソースをいれて混ぜます。


(本来のオランデーズソースはウスターソースは入れませんが、付録レシピの通りに作ります。)

上に乗せるポーチドエッグを作る

本来は、塩と酢をお湯に混ぜて、形を整えつつ作るので難しいですが、

ここれはラップを使う方法で簡単に作ります。

ラップに薄く油を塗ります。

コップや計量カップなどに、油を塗った面を上にしてラップを入れます。

ここに写真のように卵を割りいれます。


オランデーズソース作りのときに余った卵白をここに入れます。

ラップの口を閉じて、写真のように輪ゴムで止めます。



これを4つ作りましょう。

沸騰したお湯に入れて5分間茹でます。


鍋に直接ラップが触れると溶けてしまうので、鍋底にお皿を敷くか、上の部分を持ち上げながら茹でたほうが良いです。

こういう小さな器に入れて茹でたほうが形が崩れる心配がありません。

5分茹でたら火を止めて、1~2分くらいはそのまま放置して余熱で温めます。

1分だと黄身が完全に溶け出る感じです。

2分だと結構トロミがつきます。

好みの時間を見つけてみてください。


その後、流水で洗って手に取れる程度に冷まし、縛っておいたほうを切り落として卵を取り出します。

形が崩れている部分があれば、キッチンバサミや包丁などでカットします。

パンとポーチドエッグの間に挟むベーコンを焼く

ベーコンを弱めの火でフライパンで焼いていきます。


真ん中の2枚は厚切りベーコンです。

両側の2枚は薄切りベーコンを2枚張り合わせています。


厚切りベーコンが無い場合は、張り合わせると良いです。

両面に軽く焼き色がつくように、ひっくり返して裏側も焼きます。

パンを焼く

イングリッシュマフィンはセルクル型かコップでくり抜きます。

写真の左側のように、くり抜いた真ん中の部分を使います。


トースターで2分~3分くらい軽く焼きましょう。


焼きあがったら上下に切り分けておきます。

余った、外側の部分はどうすれば!


こうやって、真ん中に卵を割りいれてフライパンで焼くと良いです。


白身の上のほうに火が通りにくいので、大さじ1杯分くらいの水をフライパンの周りに流して蓋をして蒸し焼きにします。

パンが焼けたら、パンの上にベーコンを乗せて、その上にポーチドエッグを乗せて、オランデーズソースをかけます。

摩り下ろしたカラスミとパセリをかけて、ベビーリーフを添えて完成!

これは、、、普通のエッグベネディクトより、黄身の味が濃いです。て言うか黄身だっ。

卵黄4つも使ったからですね。

でもカラスミの風味が加わって、少しだけ濃厚さが増したような気がします。

これはこれで黄身が好きな人には贅沢な味わいかもしれません。


基本的にはエッグベネディクトだから美味しいですね。

でも、カラスミじゃなくてチーズで代用しても良い感じがします。





こちらはカラスミ無し、粉チーズを振りかけてみました。

これも美味しい。

卵黄の味が濃くなってしまったソースに、チーズで塩味を追加できたのが良い感じですね。







パンを切り抜かずに、そのまま使うとこんな感じです。


普通のエッグベネディクトはこんな形ですよね。

くり抜いたときに余ったパンで作った目玉焼きも、ベーコンを乗せてオランデーズソースをかけて美味しく作れました。

 

 

個人的には、カラスミ無しで粉チーズで作るほうがお手軽なのでオススメです。


あとは形をまん丸にしたいなら、くり抜いてもいいですね。

 

ソースの卵黄は、、、たまに変わった風味のものが欲しいときや、余った卵白でポーチドエッグを大きくしたいのなら4個使っても良いかも知れません。



余ったイングリッシュマフィンは

マヨネーズで回りに土手を作り、真ん中に卵を落としてトースターかオーブンで焼いても美味しいです。


でもイングリッシュマフィンは小さいので白身がちょっとこぼれました。

余ったカラスミはスライスしてバーナーで炙るとお酒のおつまみになります。

(オーブンやトースターで軽く焼いても良いかもしれません)

焼き明太のような魚卵っぽい味に変化します。