フランス料理

皿焼き卵

(ウフ・オー・プラ)

フランスで一般的な目玉焼きです。

日本やアメリカのようにフライパンで焼く目玉焼きは、アメリカンスタイルだと思われるようで、フランスではお皿に乗せてオーブンで焼きます。

ウフ(卵)オ(~の)プラ(皿)というように「皿の卵」と呼ぶわけですね。

(ウフ・シュール・ル・プラ「皿の上の卵」とも呼びます)


フライパンで焼く目玉焼きと違い、オーブンで焼く皿焼き卵はふっくらしてて美味しいです。


ソースや具材との組み合わせで色々とバリエーション豊富です。

皿焼き卵の材料(2人分)

卵   4個(1人前で2個を使っています。好みで増やしてもいいです。)

 

その他、お好みのソースと具材で自由に作れます。

今回は、下記のようにモルネーソースとベーコンで仕上げました。

 

モルネーソースの材料

ホワイトソース 70g

スライスチーズ 2枚

白ワイン    カップ半分

卵       1個

 モルネーソースでも卵を1個使うので、皿焼き卵の材料と合わせて合計で卵7個になります。


その他の材料

ベーコン    80gくらい

パセリ     少々(無くても作れますが、お好みで)

 

モルネーソースの作り方

ベーコンは1~2cm幅くらいに切ります。

弱めの火でベーコンをじっくり炒めます。

なべ底に少し焦げ付きがつくようになったら、白ワインを半分入れてヘラなどで焦げ付きをこそげ落とします。


これがダシのように味付けに変わります。

ホワイトソースを入れて混ぜます。


残りの白ワインも入れて良く混ぜます。

スライスチーズも入れて良く混ぜましょう。

卵1個分の卵黄を入れて良く混ぜます。

(白身はとっておきます。)


混ざりきったらモルネーソースの完成です。

皿焼き卵の作り方

グラタン皿などの耐熱皿の内側に油かバターを塗っておきます。


さらに、モルネーソースで余った卵白もこちらへ入れてしまいましょう。

それぞれの耐熱皿に卵を2個ずつ割り入れます。

軽く塩コショウを振っておきます。 


160度に予熱したオーブンで白身が固まるくらいに焼きましょう。

パセリはみじん切りにしておきます。

白身が固まってきたら上からモルネーソースをかけます。


そしてさらに1分くらいオーブンで加熱しましょう。

パセリを散らして完成!

モルネーソースではなく、トマトソースを使っても美味しくできました。