鴨のチョコレートソース
チョコレートを使った珍しいソースです。
微妙なほろ苦さが鴨肉にもワインとも合います。
材料
鴨肉 1枚
チョコレートソースの材料
マディラワイン 200ml
コンソメスープの素 大さじ1杯
カレースパイス 大さじ1杯
トマトペースト 大さじ1杯
チョコレート 25g(板チョコの半分程度)
マディラワイン、ポートワイン、シェリーワインはどれも酒精強化ワインといって、産地により名前が変わるものですので、ポート酒でもシェリー酒でも作れます。
どれもなければ赤ワインで作りましょう。
小分けされたトマトペーストが便利ですね。
鴨肉には塩コショウを振って、温かい場所に放置します。
最大のコツは、肉の中まで暖かくしておくことです。
40度を少し超えるくらいを狙いましょう。
(42度がシャワーの適温らしいですが、それに近いくらいを狙いましょう)
温めたオーブンに放置しておくと良いです。
電子レンジの解凍機能や、200wなどの低出力で温めても良いですが、白く茹で上がってしまわないように気をつけましょう。
200wの低出力を選択した場合だと、80秒くらいが目安です。
(絶対に800wなどの普通の出力で加熱しないでください。すぐに真っ白になっちゃいますよ。)
電子レンジの機種による差もありますが、上位機種でもどうしても加熱ムラはあるのでオーブンがお勧めです。
脂身を下にした鴨肉をフライパンの上に置いて、強火で点火して焼きましょう。
しばらくすると脂が染みだしてきます。
フライパンを傾けることで、端のほうに染みだした油を集め、その油で側面も焼きましょう。
こうやって側面のほうも綺麗に焼いていきます。
2分くらい焼いたら、きつね色に焼き色がついてくるので、裏返しましょう。
そのまま3分くらい焼きます。
途中で、側面も焼きましょう。
火を止めて、蓋をして、10分ほど休ませましょう。
220gの小さ目のものを使いましたが、もっと大きな鴨肉ならば、少し長めに焼いて、長めに休ませましょう。
休ませるのも美味しく焼き上げるためのコツです。
肉も魚も、火を通し過ぎるとパサパサに、火の通し方が足らないと生焼けになってしまいます。
肉料理をジューシーに焼き上げるには、暖かい場所で休ませましょう。
鴨を焼いたフライパンから余分な脂をキッチンペーパーなどでふき取ります。
マディラワイン200mlをフライパンに入れて弱火で温めます。
コンソメスープの素とカレースパイスも入れて混ぜましょう。
トマトピューレとチョコを入れて混ぜます。
ケチャップくらいの粘度になったら完成です。
鴨をスライスして
ソースを流して完成!