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イギリス料理

フィッシュアンドチップス

イギリスの料理で有名なものといえば、フィッシュアンドチップスも欠かせないですよね。

噂で聞いたんですが、イギリスの大英博物館の近くには「世界で2番目にまずいフィッシュアンドチップスの店」があるそうです。

 

なぜ2番目? 1番はどこ?

 

その店が2番目の訳は・・・

「世界は広い。きっといつかこの店を上回る(凄いまずい)店が発見されるはずだ。」という意味だそうです。

世界スケールで競うことなのかっ!?

 

美味しいチップアンドフィッシュを作ってみましょう。

2度揚げで世界一美味しいフィッシュアンドチップス!

材料

白身魚の切り身   適量

じゃがいも     適量

(男爵イモがホクホクして向いている気がします)

揚げ油       適量(材料が浸かるくらい)

小麦粉(薄力粉)  100g

黒ビール      100cc

(普通のビールでも良いです)

卵         1個

 

これ以外に、材料にまぶす小麦粉も少々

 

揚げる鍋は、小さくても良いのですが、深めのほうが美味しく揚げあがると思います。

ビールと小麦粉と卵は冷蔵庫で冷やしておきましょう。

美味しく揚げるには油の温度も大事です。

あれば調理用の温度計を使いましょう。

 

なければ、衣を油に垂らして見分けましょう。

衣を油に垂らして、5秒くらいでゆっくり浮いてくるのが160度くらい

油の途中まで沈んですぐに浮いてくるのが170度くらい

ほとんど沈まずに散るようなら180度以上です。

190度くらいになると衣を入れた途端に激しく散って湯気が出ますが、そこまでは加熱しなくても良いです。

 

やけどしないように、注意してください。

ジャガイモは食べやすい大きさに切っておきましょう。

 

写真ではジャガイモを8等分しています。

 

魚は3枚におろしたものをそのまま使います。

魚には塩コショウをふっておきましょう。

冷蔵庫で冷やしておいた小麦粉、卵、ビールを混ぜて衣を作ります。

衣が冷たいほうが上手に揚がります。

ジャガイモには小麦粉をまぶしておき、余分な小麦粉を叩き落としてからすぐに揚げましょう。

 

ジャガイモには衣はつけずに揚げましょう。

まずジャガイモから先に揚げましょう。

油の温度は160度でゆっくりを火を通します。

 

6~7分くらい揚げると火が通ると思います。

ジャガイモに火が通ったら一旦取り出しておきましょう。

次に魚も小麦粉をまぶしてから衣をつけて揚げましょう。

 

こちらも160度でゆっくりと火を通します。

 

4~5分くらいで火が通ると思います。

魚も一旦取り出しておきます。

 

その間に強火で油の温度を180度に上げましょう。

一旦揚げて取り出しておいたジャガイモと魚を、180度~190度の高温の油で30秒くらい揚げます。

 

キツネ色になったら揚げあがりです。

余熱でみるみる火が通ってしまいます。

やや早めにひきあげましょう。

 

油の量もよほど多くない限り、材料を入れるたびに温度が下がるので、一度に材料を入れずに何度かに分けたほうが良いです。

 

慣れていない人は、湯気が激しく上がり始めたら気を付けてください。

水気のあるものを入れたら油が跳ねることもあるので、高温で調理するときは、油に入れる箸や器具が濡れた状態で使わないようにしましょう。

お皿に盛って完成!

 

ソースは、お手軽にトマトケチャップを使ってみました。(手作りのですが)

低温の油でしっかり火を通してジャガイモもほくほく、高温の油で衣がカリっと仕上げて油切れも良いという2度揚げのフィッシュアンドチップスはとても美味しい出来栄えでした。

 

でも・・・

「世界で2番目にまずい店」のフィッシュアンドチップスってどんなのだろう?

気になってしょうがないので、雑に作ったらどうなるのかやってみました。

美味しくないってどんなフライだろう?

ボッチャリ厚い衣で油切れの悪いベッタリしたものを目指してみよう・・・

小麦粉多めのねっとりした濃い衣を、さらによ~く練ってみます。

練れば練るほど小麦粉はコシが強くなって固~い衣になるはず・・・

 

そんな衣に材料を入れてベッタリと衣をつけて・・・

低めの温度の油で普通に揚げてみよう。

お皿に盛って完成!

 

 

・・・なんてこった、意外と美味しいじゃないか!

冷めたら謎が解けました。

衣が食材の水気を吸ってみるみる残念な感じに・・・

 

二度揚げの揚げたては本当に美味しかったです。