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ドイツ料理

ザウアーブラーテン

ザウアー(酸っぱい)ブラーテン(焼いた肉)というドイツの肉料理です。

安い塊肉も酢の力で柔らかくなります。

クヌーデルというジャガイモの団子を添えて食べることが多いそうです。

それにしても牛肉を酢に漬けてから焼いて食べるとは・・・

さすがドイツ、肉とジャガイモに関しては色んな食べ方があるんですね。

材料(3人前)

牛モモ肉      500g

赤ワインビネガー  大さじ2杯

にんじん      4分の1本

タマネギ      4分の1本

セロリ       半分

スパイス類     (クローブ、ナツメグ、ローリエなど。カレー粉でもOK)

バター       10gくらい

 

ソースの材料

小麦粉       大さじ1杯

バター       20g

 

クヌーデル(ジャガイモの団子)の材料

ジャガイモ     1個

小麦粉       大さじ1杯

クルトン      少々

 

ジャガイモは潰してしまうので、メ―クイーンよりも、男爵イモが向いています。

セロリ、ニンジン、タマネギは小さ目に切っておきましょう。

フライパンや鍋などに水500ml、ワインビネガー、セロリ、ニンジン、タマネギ、スパイスを入れて沸騰させ、一度冷ましましょう。

よく冷ました漬け汁に牛肉を漬けて、冷蔵庫の中へ入れましょう。

そのまま4日間漬け込みます。

 

均一に漬けるために、漬けている間、たまに牛肉の上下をひっくり返しましょう。

4日間漬け込んだら牛肉を取り出し、漬け汁をザルなどで漉しておきます。

この漬け汁は煮込むのに使うので捨てないでください。

牛肉はキッチンペーパーなどで水気を拭きとっておきましょう。

バターを溶かした鍋で、強めの火で牛肉に焼き色を付けていきます。

それぞれの面を焼き色がつくまで焼きましょう。

それぞれの面に焼き色がついたら、漬け汁を全て入れます。

蓋をして4時間くらい弱火で蒸し煮します。

(煮詰めないように気を付けて保温程度の弱火にしましょう)

 

途中で牛肉の上下をひっくり返しましょう。

 

煮汁をソースに使えるように、最後の30分くらいは蓋を取って煮詰めましょう。

ソースを作る

弱火のフライパンでバターを溶かしましょう。

小麦粉を入れて、溶かしたバターとよく混ぜます。

茶色くなるまで弱火~中火くらいで加熱しつつ混ぜ続けましょう。

これでルーができました。

牛肉を煮込んだ後の残りの煮汁を入れて混ぜましょう。

これでソースの完成です。

クヌーデル(ジャガイモの団子)を作る

ジャガイモは適当な大きさに切ります。

切ったジャガイモは10分くらいお湯で茹でましょう。

茹でたジャガイモは冷たい水で冷やして、皮を剥きます。

 

一度茹でてあるので、簡単に皮が剥がれます。

ポテトマッシャーなどでジャガイモをよく潰します。

小麦粉を入れて混ぜましょう。

中にクルトンを少し入れて一口大くらいの大きさに丸めましょう。

丸めたジャガイモをお湯で茹でましょう。

浮かんで来たら茹で上がりです。

 

お皿に盛ってからパセリなどを振り掛けると見た目も綺麗です。

蒸し煮した牛肉をカットして、ソースをかけて、クヌーデルを添えて完成!

 

ラズベリージャムを添えることもあるそうですが、無かったのでブルーベリージャムを添えています。