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フランス料理

牡蠣とカリフラワーのフラン

普通にスーパーに売ってある真牡蠣は、生食用のものは冬場が旬ですが、加熱用のものは実は4月くらいが産卵に備えてうまみが増す旬だったりします。

カリフラワーも春が旬なのですが、牡蠣と合わせるとお互いの味を高めあって美味しくいただけます。

4月に入りましたし、今が旬の食材ばかりで作る春牡蠣とカリフラワーの簡単レシピです。

 

材料(プリンカップ6~8個分くらい)

生牡蠣        16個くらい

カリフラワー     200gくらい(半分程度)

生卵         2個

バター        大さじ1杯くらい

粉末コンソメ     小さじ1杯くらい

カレー粉(パウダー) 小さじ1杯くらい

カレー粉が無ければ適当にありあわせのスパイス類でも可

お湯100mlに粉末コンソメを溶いてコンソメスープを作ります。

 

このコンソメスープは後で使います。

カリフラワーは写真のようにつぼみの裏側に包丁を入れて切り離していきます。

こんな感じで太い茎から外します。

鍋にお湯を沸かして弱火で10分くらい茹でましょう。

茹で上がったらザルにあげて水をかけて荒熱をとります。

 

お皿の周りに飾る用に、1房程度を小さく切って、カレー粉で和えましょう。

残りのカリフラワーは、次で使います。

 

(完成写真に載ってるように、周りに飾る分です)

面倒くさければ、この飾りは作らなくても良いです。

フードプロセッサーに残りのカリフラワー全部とバター、生卵を入れて・・・

滑らかになるまで混ぜます。

どろっとしたペースト状になってると思いますので、

ポタージュスープくらいの液状になる程度にコンソメスープを入れます。

フードプロセッサーが無くても、ミキサーでも作れるはずです。

牡蠣は軽く水洗いします。

飾り用の牡蠣を別にとっておいて、残りの牡蠣をみじん切りにします。

 

飾り用に、作るカップ数だけの牡蠣は別にバターで焼いて乗せるのです。(完成写真参照)

面倒な人は、全部フードプロセッサーに入れてGO!

でも、包丁で切っておいたもののほうが、少しだけ色が良く仕上がる気がします。

フードプロセッサーで液状にしたカリフラワーと、みじん切りにした牡蠣を混ぜ合わせます。

金属性やガラス製などの耐熱性の器の内側にバターを塗り、その中に流しいれます。

 

私は金属製の計量カップを使ったので大きめのサイズのものができました。

蒸し器で10分くらい蒸します。

 

蒸し器がなくても大きな鍋にお皿をしいて、その上にカップを置き、少量の水で蒸し煮にしても作れると思います。

 

小さめのプリンカップなら10分、計量カップなど大きなものは、失敗を防ぐために20分蒸しましょう。

軽く小麦粉を塗した牡蠣をバターで焼いていきます。

 

強めの火で1分くらい、表面に軽い焼き色がつく程度に焼きましょう。

この程度の焼き色が付いたら裏返して、反対側も焼きます。

お皿に持って完成!

あれば、パセリなどハーブ類を乗せても良いです。

型から外すとき、崩さないようにするコツは、一度冷ますことです。

手で左右に振ると、型から剥がれると思うので、そうやって剥がしてからお皿に乗せます。

また、型から外すときに、水気がポタポタこぼれてきますが、これは牡蠣の味が出て美味しいので、本格的に作りたい人は、生クリームか牛乳を加えて少し煮詰めてソースにしても良いかもしれません。

手間がかかりますが、このソースに煮汁を混ぜても美味しいソースが作れそうです。

「レシピ」ページの「真鯛のポワレ ヴァンブランソース